2024年7月8日、北海道ニセコ町を拠点に行われた全日本ラリー選手権(JRC)第6戦「2024 ARKラリー・カムイ」において、TOYOTA GAZOO Racing(TGR-WRJ)の眞貝知志/安藤裕一組(GR YARIS GR4 RALLY DAT)は9位でフィニッシュしました。
今回のラリーは、今シーズン初のグラベル(未舗装)ラリーとなり、路面コンディションが厳しい中での競技となりました。眞貝選手と安藤選手は慎重なペースで走行し、無事に全ステージを完走しました。初日の雨による滑りやすい路面に加え、刻まれた轍が大きな課題となりましたが、データ収集を優先した戦略が功を奏しました。
眞貝選手は、「濡れたグラベル路面という難しい状況でしたが、無傷で完走できたことが大きな成果です。GR-DATのステアリング、アクセル、ブレーキングの集中力を発揮できました」と語り、車両の性能に一定の満足感を示しました。
TGRの川端千加良エンジニアは、「雨の中で得られた貴重なデータを次戦のラリー北海道に活かしたい」とコメント。チームとしても、今回の経験を次に繋げる意欲を見せています。
ラリーの最終結果は、1位が新井大輝/松尾俊亮(シュコダ・ファビアR5)、2位が勝田範彦/木村裕介(GR YARIS RALLY2)、3位が奴田原文雄/東駿吾(GR YARIS RALLY2)となりました。
TOYOTA GAZOO Racingは、今後も「もっといいクルマづくり」を目指し、全日本ラリー選手権への参戦を通じて人材育成と車両開発を進めていきます。
TOYOTA GAZOO Racing, 2024年7月8日
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