OpenAIとロスアラモス国立研究所がバイオサイエンス研究のパートナーシップを発表

OpenAIとロスアラモス国立研究所（LANL）は、バイオサイエンス研究の進展を目的としたAIの安全な利用を評価するためのパートナーシップを発表しました。この協力は、マルチモーダルAIモデルの能力を評価し、科学者が実験室で安全に使用できるようにすることを目指しています。

ホワイトハウスの最近の大統領令により、エネルギー省の国立研究所が先端AIモデルの能力を評価することが求められており、これには生物学的能力も含まれます。この取り組みは、バイオサイエンス研究におけるAIの潜在的な貢献を理解し、リスクを軽減するための評価研究を含みます。

OpenAIのCTOであるMira Murati氏は、「このパートナーシップは、私たちの使命を進展させる自然な進行であり、科学研究を前進させながらリスクを理解し軽減するものです」と述べています。

評価研究では、GPT-4oのマルチモーダル能力（視覚と音声）を用いて、実験室での物理的なタスクを支援する方法を探ります。この研究は、AIバイオセキュリティ評価に関する最先端の研究に貢献することを目的としています。

引用元（2024年7月10日）